厚生労働省委託事業 
令和7年度勤務間インターバル制度導入促進のための広報事業

「休息」はイノベーションだ。 「休息」はイノベーションだ。

工藤 公康氏 元福岡ソフトバンクホークス監督 小室 淑恵氏 株式会社 ワーク・ライフバランス 代表取締役社長 工藤 公康氏 元福岡ソフトバンクホークス監督 小室 淑恵氏 株式会社 ワーク・ライフバランス 代表取締役社長 撮影:吉成 大輔

令和7年度 厚生労働省委託事業 勤務間インターバル制度 導入促進シンポジウム

  • 小林 徹

    高崎経済大学
    経済学部教授

  • 佐藤 道子

    パリテ社会保険
    労務士事務所
    特定社会保険労務士

開催日時

1014日(火) 13:00~15:00

実施方法

Zoomウェビナー・YouTubeライブ
視聴無料

企業において、従業員の健康管理やワーク・ライフ・バランスの確保は重要な課題です。

本シンポジウムでは、2019年4月から企業の努力義務となっている勤務間インターバル制度について、
その重要性や企業が取り組むことによるメリット、取組を進めるためのポイント等について、
実際に制度を導入している企業の事例とともに解説します。

※勤務間インターバル制度とは、終業時刻から次の始業時刻の間に一定時間以上の休息時間を確保する仕組みです。

プログラム

  • 13:00~13:10

    開会・ご挨拶・趣旨説明

    厚生労働省

  • 13:10~13:35

    基調講演

    実はあまり知られていない?戦略的な休息と制度導入への壁の乗り越え方
    ~優勝請負人と専門家が語る~

    工藤 公康

    (元福岡ソフトバンクホークス監督)

    名古屋電気高校(現:愛工大名電高校)卒業後、西武ライオンズに入団。現役29年間に14度のリーグ優勝、11度の日本一に輝く。2015年福岡ソフトバンクホークス監督就任。7年間に5度の日本シリーズ制覇。正力松太郎賞5回。筑波大学大学院人間総合科学研究科体育学専攻修了。体育学修士取得。

    小室 淑恵

    (株式会社 ワーク・ライフバランス 代表取締役社長)

    3,000社以上の企業へのコンサルティング実績を持ち、残業を減らして業績を上げるコンサルティング手法に定評があり、残業削減した企業では業績と出生率が向上している。「産業競争力会議」民間議員など複数の公務を歴任。著者は『働き方改革 生産性とモチベーションが上がる事例20社』(毎日新聞出版, 2018年)等多数。2児の母。

  • 13:35~14:05

    事例発表

    勤務間インターバル制度導入の狙いと
    プロセス・メリット

    仁野 咲子

    (アビリティーセンター株式会社)

    アビリティーセンター株式会社:愛媛県に本社を持ち、四国で人材派遣・紹介等の事業をおこなう企業。従業員数は約170名。2019年より勤務間インターバル制度を導入している。

    甲斐 清文

    (山﨑株式会社)

    山﨑株式会社:宮崎県に本社を持ち、包装資材や衛生用品などを扱う卸売企業。従業員数は約150名。2023年より勤務間インターバル制度を導入している。

  • 14:05~14:55

    パネルディスカッション

    選ばれる企業になるために ~勤務間インターバル制度導入の壁の攻略法~

    コーディネーター

    小林 徹

    (高崎経済大学経済学部教授)

    大学卒業後大手人材サービス会社に入社。営業を数年担当した後に派遣・転職市場に関するデータ分析業務に従事。その間、社会人大学院にて労働経済学を学んだことで研究に興味を持ち研究業界に転身。2014年に博士号を取得、労働政策研究・研修機構の研究員を経て、現職。

    パネリスト

    佐藤 道子

    (パリテ社会保険労務士事務所 特定社会保険労務士)

    一部上場企業で人事・総務業務に従事後2005年開業。以後一貫して企業の人事労務管理支援に携わっている。2019年4月より厚生労働省委託事業「勤務間インターバル制度導入促進のための広報事業」検討委員会で委員を務めている。

    パネリスト

    仁野 咲子

    (アビリティーセンター株式会社)

    パネリスト

    甲斐 清文

    (山﨑株式会社)

  • 14:55~15:00

    閉会挨拶・
    アンケートの回答案内

    事務局

過去のシンポジウム参加者の声

  • 発表内容に共感を覚えました。社長の危機意識と熱意、社員満足度向上への努力が社員の意識改革につながることがよくわかりました。
  • ただ制度を導入するだけでなく、どのような考え方をすると円滑に進めることができるのか、制度以外の部分の意見が大変参考になりました。
  • 同様のシンポジウムがあれば、人事部関係者を巻き込み、社内で調整を行って参加したいと考えています。このような機会を今後も設けていただけると幸いです。
  • 特定の人に任せることで生産性や品質が向上するため、属人化が進むことがあります。社員一人ひとりが睡眠の重要性を理解し、業務の複線化・標準化を推進するために、どのように全体の意識を変えていくかが課題です。本日のシンポジウムの内容を参考にし、引き続きこの点について検討していきたいと思います。
  • 今までの流れを変えるのは本当に大変で不安だと思います。皆で話し合って一つ一つ不安を解決し、安心に変えていくことは良い事だと思います。不安を安心に変えるですね。色々なお話を聞けてとても参考になりました。

勤務間インターバル制度について
詳しく知りたい方へ

過去に開催したシンポジウムも視聴することができます。ぜひご視聴ください。

これまでのシンポジウム・セミナー

  • 【基調講演】令和2年度勤務間インターバル制度導入促進シンポジウム

    今野 浩一郎 氏(学習院大学名誉教授・学習院さくらアカデミー長)

  • 【基調講演】令和2年度勤務間インターバル制度導入促進シンポジウム

    高橋 正也氏(独立行政法人 労働者健康安全機構 労働安全衛生総合研究所過労死等防止調査研究センター センター長)

  • 【基調講演】令和3年度勤務間インターバル制度導入促進シンポジウム

    小林 徹 氏(高崎経済大学 経済学部 准教授)

  • 【基調講演】令和4年度勤務間インターバル制度導入促進シンポジウム

    小室 淑恵 氏(株式会社ワーク・ライフバランス代表取締役)

  • 【基調講演】令和5年度勤務間インターバル制度導入促進シンポジウム

    山本 勲 氏(慶應義塾大学 商学部教授)

  • 【事例紹介】令和6年度勤務間インターバル制度導入促進シンポジウム

    長久 良子 氏(株式会社リコー CHRO(最高人事責任者))
    津曲 慎哉 氏(えびの電子工業株式会社 代表取締役社長)

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  • ビジネスジャーナル令和2年度勤務間インターバル制度導入促進シンポジウム

    長時間労働を是正し、労働生産性を上げるために有効な施策のひとつである「勤務間インターバル制度」について、同制度の要諦や導入のポイントを、労働経済学が専門である高崎経済大学経済学部の小林徹准教授に解説をして頂きました。

  • プレジデントオンライン「勤務間インターバル制度」で、社員の意識と行動が変わる

    勤務間インターバル制度の導入にはどんなハードルがあり、どうすれば乗り越えられるのか。そして、導入によって得られたメリットとは。特定社会保険労務士の佐藤道子氏が、「すし銚子丸」の石田満社長と「ユニ・チャーム」の人事部長・渡辺幸成氏にお聞きしました。

  • 東洋経済オンライン「ホワイト企業」の新条件は「休み時間」の確保

    少子高齢化と若年労働人口の減少が進む日本では、いかに人材を確保し、定着させるかが企業存続のカギを握ります。労働者の働き方に対する意識の変化も大きいことから、「勤務間インターバル」制度の導入が企業価値向上につながることを専門家に解説して頂きました。

  • 東洋経済オンライン「1日単位の休息」重視が企業価値向上のカギ

    労働者だけでなく企業にも有効な勤務間インターバル制度のメリットや導入方法について、人事管理、企業、労働者の各視点から専門家に語って頂きました。

  • プレジデントオンライン企業の常勝チームをつくる「勤務間インターバル制度」と睡眠

    長時間労働を是正し、労働生産性を上げるために有効な施策のひとつである「勤務間インターバル制度」について、同制度の導入は企業にどのようなメリットがあるのか、野球指導者の工藤公康氏と人材マネジメントに深い知見を持つ経済学者の今野浩一郎氏に語っていただきました。

  • オンライン対談

    働き方・休み方改善ポータルサイト「なぜ勤務間インターバル制度が必要なのか」

    勤務間インターバル制度について、働き方改革と勤務間インターバル制度導入に当たってのメリットや課題等をオンライン対談で語って頂きました。

  • 政府広報

    政府広報オンラインビビるとさくらとトモに深掘り!知るトビラ~進めよう!働き方改革

参考情報

厚生労働省働き方・休み方改善ポータルサイトでは、勤務間インターバル制度をご紹介するとともに、
企業・従業員の方が「働き方・休み方改善指標」を活用して自己診断をしたり、
企業の取組事例を確認できますので、あわせてご活用ください。

本シンポジウムに関するお問合せ窓⼝

〒105-0011 東京都港区芝公園3-1-22 
日本能率協会ビル5階
株式会社日本能率協会総合研究所
勤務間インターバル制度導入促進のための
広報事業 事務局

担当:河合・川村

お申し込みは
こちら

お申し込み期限:
10月14日(火) 12:00